オックスフォードブルックス大学院留学準備コースで学ぶ

留学の種類
大学院留学準備コース
留学期間
2011年9月~2012年9月(2011年1月~2011年8月はオックスフォード・ブルックス大学 Oxford Brookes University (OBU)のPre-master diploma 準備コースに在籍)

九鬼浩美さん

beoの留学サポートを利用して留学

オックスフォード・ブルックス大学院留学準備コースを修了された九鬼さんに、留学を決意されたきっかけ、そして大学院留学準備コースの様子や内容について詳しくお話しをお聞きしました。



留学にいたるまでの経緯を教えて下さい

大学卒業後エクアドルで半年間国際ボランティアとして活動、帰国後IT企業にて4年半勤務

留学を決めた理由を教えて下さい

国際協力の分野における就職では多くの場合英語力と修士号の資格が最低条件として求められる為いつか留学しようと昔から決めていました。また何より、開発についての知識をより深めたいという思いが常に自分の中にあったので留学することに迷いはありませんでした。

留学準備で大変だったこと

出願書類の作成とIELTSです。志望動機書(Personal Statement)は約1ヶ月、計8回の校正を重ねて書き上げました。出願前には書類全てにbeoの方が目を通してくださったので安心して出願することができました。

また私の場合、志望するマンチェスター大学のIDPMコースに進むには要求されるIELTSスコアをクリアすることが絶対条件でした。その為、Pre-masterコースの課題と並行してIELTSの対策を進めなければならないストレスとプレッシャーで合格が決まるまでは精神的に辛かったです。

留学するうえでやっておくべきだと思うこと

直接大学院に進む場合はアカデミック・イングリッシュを学んでおいたほうが良いと思います。これは単純に英語の書き方ということだけではなく、plagiarism、citation、bibliographyといったessayを書く上で欠かせないルールなど修士が始まると知っている前提で進むので学んでいないと最初かなり戸惑うだろうなと感じました。

また、周りのクラスメートはPre-master期間中に他大学へ出願をする子が多かったですがコース期間中は課題に追われる為出願準備に確保できる時間が限られてきます。クラスメートの中には出願が遅く既に締め切られていた学生もいたのでPre-masterなどのコース後に他の大学へ進むことを検討されているのであれば出来る限り日本にいる間に出願するか書類準備を済ませておいたほうがよいと思います。

OBUのPre-master diploma/準備コースに決めた理由

私が希望していた渡英時期とOBUのdiplomaコース開催時期がうまく合致していたというのと、ライティング、リーディング、セミナースキルの全てが網羅されたカリキュラム構成となっており修士開始前に受講するのに有益なコースだなと思い選びました。

コースの様子

OBUのDiplomaは約7か月間のコースで1-8月、9-4月の2パターンから選択でき、私は1月開始のコースを選びました。1月開始の場合、コース終了後そのままイギリスに滞在し修士に進むことができるのでその点では楽だと思います。但しイギリスでビザの延長手続きをしなければいけないという大きなハードルはありますが・・

私のコースは全体で約20人、そこから2グループに分けられたので実際クラスメートは10人程度でした(中国、韓国、トルコ、ウズベキスタン、サウジアラビア、ロシア、タイ、ベトナム)。9月開始のコースはもう少し人数が多く3グループに分かれていましたがどのグループも基本的に少人数制をとっているのでクラスメート同士すぐに仲良くなりますし、先生との距離も近く勉強しやすい環境だったと思います。

コースの内容

Diplomaは2セメスターで構成されており1stセメスターで「Reading and Research」、「Academic Writing」、「Seminar Skills」クラスのベーシックレベルを、2ndセメスターでアドバンスレベルを学びます。全てのクラスが修士で必要となるスキルに焦点を当てて構成されており、アカデミック・イングリッシュの基礎からしっかり学ぶことができます。但し、英語の基礎を学びたいという人向けのコースではないので注意が必要です。
課題はessay、research paper、presentation、summary、self-reflectionなど多岐に渡っており、特にessayでは最初は300wordsの課題から始まり、最後コース終了時には3000wordsを書き上げることになります。大変ですがクラス内で構成や内容などについて学んでいきますし、ドラフトレビューが数回に渡って実施されるので最初不安に思っていたクラスメートも最終的には全員書き上げて提出することができていました。

またこれらのクラスとは別に必修として各セメスターに1つ、学部生に開講されているモジュールを取ることになります。自分が興味あるものから選択できるのですが、実際はDiplomaのクラスの時間割、受講条件、評価方法などを考慮した上で決めるので必ずしも希望したモジュールが取れるとは限りません。私の場合、開発関係のモジュールは全て受講が難しかったので仕方なく環境地理学の授業を取ったのですがレクチャーのヒアリング、ネイティブの学生とのディスカッションはもちろんのこと、前提知識がなく専門用語も分からないということも重なりかなり苦労した覚えがあります。興味のある分野を受講しているクラスメートでもとても苦労していたようです。しかし修士開始前に実際にレクチャーやセミナーを受講できたのはとても良い経験でした。

但し1-8月のPre-master's diploma(もしくは6-8月のPre-master's certificate)の学生は6-8月がサマーセメスターにあたる為、この時期は学部生向けのモジュールが開催されておらず全員Independent Study Module(ISM)を取ります。ISMでは各自が興味のある研究対象をもとに、その分野の専門の教授がスーパーバイザーとして割り当てられ、アドバイスを受けながら最終的に4000wordsの論文を提出します。サマーセメスターは期間が短くタイトスケジュールな上に他のクラスでも論文やその他課題が出される為、いかにタイムマネジメントをうまく出来るかが重要になってきます。

OBUの準備コースを受けてみて

Diplomaコースは想像以上に大変でしたがコース終了後には3000wordsエッセーと聞いても動じない程度の自信はつくと思います。コース開始直後は非常に不安でしたが先生方のサポートのおかげで最終的にはDistinctionの成績を収めることができ、それも1つの自信になりました。おかげで先週から大学院でのクラスが開始しましたがそれほど戸惑うことなくスタートを切ることができ、本当にこのコースを選んで良かったと思っています。

また、コース内容とは関係ないですが1-8月のDiplomaコースの場合、コース終了~院開始までに約1ヶ月間の休暇ができます。私はその時期にケニアに旅行し、ルオ族という部族の村にホームステイをしたり現地NGOの活動を視察するなど修士開始前にとても良い経験ができ良かったです。